目次
- 専門分野について
- 役割について
- Tips
税理士と会計士、どちらも国家資格を有した専門家であることは、ご存じかと思います。他方、それぞれの役割や業務範囲について詳細を説明できるでしょうか。会社を設立すると、特に税理士先生のサポートは必要不可欠となります。それゆえ、両者の役割の違い等については、理解しておくことが得策です。Biz羅針盤で学んでいきましょう。
専門分野について
税理士先生は「税務」の専門家であり、公認会計士先生は「監査」の専門家です。会計業務には様々な分野がありますが、税理士や公認会計士は、資格を持たないと行うことができない「独占業務」が定められています。
税理士は、企業が作成した決算書をもとに、税金の申告書の作成や、節税などの税に対するアドバイスを行うことが業務のベースとなります。一方、公認会計士は、企業が作成した決算書が正しく作られているかチェックをすることが業務のベースとなります。
役割について
税理士は、「社長の右腕」のような立場で、日々の数字を積み上げて好決算を作っていく視点を持っている方が多いのが特徴です。一方、公認会計士は、「社内の監査役」のような立場で、作成された決算書をチェックし、財務・会計的な観点から問題ないか確認するといった役割になります。
会計に関する業務は、法律によって定められた業務に基づいて行われます。それぞれの専門家が、持っている資格に応じた業務を行っていることになります。
Tips
税理士、会計士の役割は、それぞれ異なりますが、経営管理の中核とも言える、財務・会計面の実務サポートのために重要な役割を果たしています。Biz羅針盤では、士業先生のご紹介も承っております。また、士業先生の業務分野に関して、詳細を学びたい方は、以下の資料をご活用ください。
01_5_1_士業先生の業務管掌.pdfBiz羅針盤では、プレミアム会員様向けに、ヒアリング等を通じて、現在の会社や組織に必要となる専門人材(士業の先生も含む)のご相談、伴走支援ができる協力者のご紹介までサポートさせていただきます。ご登録はこちらより、お願いいたします。