目次
- テクノロジーの進歩
- SaaS活用前の準備
- Tips
テクノロジーの進化
2010年代の後半より、①労働市場の活性化、②AIやIoTをはじめとするテクノロジー領域における起業ブームが隆盛し、SaaS(Software as a Service)が急速に普及しました。このようなサービスは、会計処理や勤怠管理、請求書の発行などの業務を効率化するだけでなく、人事制度や法務管理などのバックオフィス業務のサポートまで、いわゆる経営管理業務のあらゆるシーンで活用することができます。
SaaS活用前の準備
便利なツールであるがゆえに、すぐにSaaSサービスを導入したくなりますが・・・これらシステムを導入する前に、以下の2点を整理しておく必要があります。
【SaaS導入前にすべき整理】
① 業務プロセスの見直し
② グランドデザインの策定
この点をしっかりと詰めずにSaaSサービスを導入しても、結果としてうまく機能しない、かえって生産性が低下する、などの想定外のコストが付加されることになります。
- 業務プロセスの見直し
まずは、ビジネスにおける業務プロセスを見直しましょう。具体的には、各部署がどのような業務を行い、どのように情報をやりとりしているのか、現状を正確に把握することが重要です。そうすることで、SaaSサービスの導入にあたり、どのような業務にどのサービスを導入すべきかが明確になり、効率的な業務フローを作り上げることができます。
- グランドデザインの策定
次に、グランドデザインを策定しましょう。SaaSサービスは多岐にわたるため、どのサービスを導入するか、既存のシステムや管理シートの、どの部分を、どのように連携させるか、について事前に考えることが必要です。この時点における解像度の高さが、後の業務効率化につながります。
Tips
SaaSサービスを導入する際には、「使い方」「活用方法」「注意点」をしっかりと学びましょう。SaaSサービスをうまく活用できれば、業務効率の向上やコストの削減、そしてビジネスの成長につなげることができるはずです。
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