目次
- Summary
- 創業の経緯:時代背景
- 創業の経緯:キャリア感の変遷
- Biz羅針盤:コンセプト
- Biz羅針盤:サービス概要
- まとめ
Summary
創業者として、自身の原体験をもとに起業家の目線に立って、以下の実現を目指しております。
企業の成長に則した組織課題・知見・解決策等をIoTツール等を活用の上、オープン化・共有化・可視化し、現在・未来の創業者のpain removeを実現すること
創業の経緯:時代背景
現代社会は、テクノロジーの進歩が著しく、価値観も多様化しています。さらに、情報の民主化が進み、法務、会計、知財など高度な専門知識についても、その基礎的な部分の学びについては、YouTubeをはじめとするSNS等を活用することで、無料にて情報収集が可能な時代となりました。
また、労働市場に目を向けると、「新卒一括採用」「終身雇用」「年功序列」といった、昭和モデルのキャリア感は変化しつつあります。すなわち、日本においても、転職や起業への挑戦が主流の時代が到来しているように思います。
以上の時代背景から、個人が自由に生き方・働き方を選択していく時代と言えます。特に、近年では、大学発ベンチャーや学生起業家も増えており、若者を中心に「自分のアイデア」を実現するために独立・起業する人が今後ますます増えていくと予想しております。
創業の経緯:キャリア感の変遷
2023年現在における「20代後半~30代後半」のキャリア感を解釈してみます。自身のファーストキャリアとして大企業/大組織を選択し、体系化されているバックオフィス業務やビジネスノウハウを学びます。加えて、実務を通じて企業が有する人的ないし企業ネットワークを獲得していきます。
その後、同組織でのラーニングが鈍化するタイミングで、自身のセカンドキャリアを模索することになります。すなわち、自分が興味・関心のある分野、ネットワークに優位性がある業界を定め、転職や独立を検討する同年代が多くおりました。これは、私自身がたどった道でもあります。
なお、2023年現在における「10代~20代前半」のキャリア感は、さらに変化しているように感じます。すなわち、学生時代に専攻している学問(経営学、情報工学、農学など)や、研究室、ゼミナール、オンラインサロン等、自身が所属しているコミュニティやSNSをフルに活用して、スモールスタ―トでの起業に挑戦する学生が増えているように思います。
Biz羅針盤:コンセプト
このような時代に重宝されるのが「起業の道先案内人」である「Biz羅針盤」と確信しております。
【Biz羅針盤=起業の道先案内人=創業者の原体験】
① 大企業での実務経験:経営計画の策定、事業の渉外業務 など
② ベンチャー企業での実務経験:創業者との対立、社員の離職 など
③ スモール事業の起業経験:労務管理、会計管理 など
Biz羅針盤は、わたし自身の実務経験やノウハウを可視化することで、実務レベルで活用可能なツール等の提供・活用方法を共有いたします。すなわち、これからの起業を志す多くの同志たちが必ず直面するPain(悩み、苦悩、課題、疑問)を事前に見える化し、WEB上でRemove(フォーマットの提供、伴走支援、人材紹介)可能となる情報・コンテンツを提供しております。
わたし自身が、キャリアを転じていく過程で経験してきた、創業時~成長期で異なる実務上のPainに対するRemoveを、従来型の個別対応/対面コンサルティングという手段ではなく、時代に即したSaaS型のプラットホーム/オンラインサービスとして提供することに挑戦しております。
Biz羅針盤を活用いただくことで、起業家みなさまの本業ビジネスの成長に注力いただき、貴重な経営資源を事業成長のために投資いただける環境づくりをサポートさせていただきます。
Biz羅針盤:サービス概要
Biz羅針盤のコンセプトを体現するためのサービスは、以下のとおりです。
【① 経営実務に応用できるコンテンツを共有】
◆ 財務・会計:事業計画/キャッシュフロー/日繰り/借入返済等のフォーマット提供
◆ 人事・総務・IT:勤怠/経費/給与/評価/安否確認システム等との連携・活用・可視化
◆ 業務効率化:コミュニケーション/業務管理ツール等との連携・活用・可視化
財務・会計において、事業計画(B/S、P/L)の立案をサポートするExcel様式を準備しております。加えて、キャッシュフロー、日繰り、借入返済等を見える化、自動計算できるExcel様式も整備しております。提供させていただくフォーマットをフル活用いただき、SaaSサービス等(銀行API、freee、Money Foward、Salesforce等)との連携や、活用の可視化までをサポートいたします。
人事・総務・ITにおいて、法令に遵守した就業規則や賃金規定などの整備、労務管理をはじめバックオフィス業務をサポートするためのword、excel、PPT活用、SaaSシステム(人事、勤怠、経費、給与、評価、安否確認等)との連携や、活用の可視化までをサポートいたします。
業務効率化において、会議のデザインやマイルストーン整理をサポートするためのword、excel、PPT活用、SaaSツール(メール、コミュニケーションアプリ、業務管理ツール等)との連携や、活用の可視化までをサポートいたします。
【② 経営ノウハウの可視化】
◆ 事業ステージの理解:起業家がとおるであろう道筋(羅針盤)を事前に共有
◆ ブログ記事での学び:企業の成長フェーズに応じたお悩みあるあるを共有
経営者(CXO含む)になって初めて体験する「スタートアップあるある」についても、ブログ記事で丁寧に解説しております。例えば、創業者との対立や、社員の離職など、企業や事業の成長タイミングに応じて発生する問題を事前に共有いたします。
大企業の従業員としては、まず経験しない事象のため、将来的に発生しうる組織の問題・課題を事前に共有・可視化することそのものに付加価値があると考えております。
Biz羅針盤を通じて、事業ステージごとに異なる問題の性質を理解し、課題に対する解決手法を学び、経営実務を実行できれば、現在および未来の創業家のpain removeを実現することができると考えます。
【③ 経営コンサルティング】
◆ 個別相談:Biz羅針盤のフォーマットを個別・具体的に利活用するためのサポート
◆ 人材紹介:士業の先生、投資家、官僚など、必要としている伴走支援者をご紹介
上述の①、②の支援メニューにて、多くの起業家が経験するであろう苦難の事前共有と、それを解決するためのツールが提供されております。他方、企業や事業によって、固有の悩みや経営課題を抱えていることも事実です。
Biz羅針盤では、WEB上で公開している各種フォーマットをダウンロードいただき、実務レベルでご活用いただく企業さまのニーズに即して、有効に活用するためのアドバイスや伴走支援も行っております。とりわけ、「いまこの瞬間」に欲しいアドバイス、専門家への相談機会の提供など、経営者のpain removeに資するタイムリーなサポートを心がけております。
まとめ
【孫子:第三章 謀攻篇 13】
彼を知り己れを知らば、百戦して殆うからず
全ての経営者が、起業に先だって、資金準備・専門家の確保・金融機関の検討などの情報収集を行い、自己資本(ヒト、モノ、カネ)と照らし合わせた結果、勝算があると判断して起業に一歩踏み出していることと思います。
他方、事業が軌道に乗っていく(思ったより軌道に乗らない)につれて、創業当初には、想像もしていなかった問題・課題に直面し続けることになるはずです。仮に、想定をしていた問題・課題であっても、それらを、①知っていること、②解決できること、には大きなギャップがあることは想像に難くありません。
Biz羅針盤では、有料会員さまに向けてノウハウの全てを公開いたします。それにより、①フェーズに応じて直面する困難を事前に知っている状態にすることを目指します。その上で、②問題・課題を解決ツールを提供いたします。それでもなお、解決に至らない固有の経営課題については、③伴走支援によるハンズオン支援をさせていただきます。
Biz羅針盤で「起業」に付随する問題・課題を知り、自らの事業に応用する術を学べば、どんなに困難な状況や想定外の変化に直面したとしても、必ず打ち勝つことができると信じております。